663:カサーレと同じ衝撃だ!

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みなさんこんばんは。
以前ソムリエの方に、ワインを勉強するなら1つの産地に絞ってテロワールを理解したほうがいい…というアドバイスを頂いたので、ここ数回に渡って、ブログではボルドーワインの紹介を続けてきました。

 

しかし、たまには別の地域のワインを飲みたくなる日もありますよね。
私は昨日がそんな感じの日でした。
ですので、今日の家飲みワイン紹介は久しぶりにイタリアワインで行きたいと思います!

 

「トレ・イコーネ」。イタリア南部の3種類のブドウ品種を組み合わせて作られたフルボディの赤ワインです。

 

この「トレ・イコーネ」は、アブルッツォ州の「モンテプルチアーノ・ダブルッツォ」、プーリア州の「プリミティーヴォ」、シチリア州の「ネレッロ・マスカレーゼ」という3種のブドウを組み合わせて作られています。

 

ワインの名前ともなっている「トレ・イコーネ(3つの肖像)」は、上記の3種類の個性あるブドウ畑を表していて、ラベルに書かれている数字「663」はそれぞれの畑を結んだ距離「663km」を意味しているのだとか。

 

お店の紹介文では「カサーレと同じ衝撃だ!」という文字が書かれていて、以前このブログでも紹介した「カサーレ・ヴェッキオ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ」と並ぶクオリティのワインであるとされていたので、少し悩んだ挙句購入!
本当はカサーレを買おうとしたのですが、あまりに気になる売り文句だったので、ぜひとも飲んでみたい!という気持ちが勝ってしまいました(笑)

 

さて、この「トレ・イコーネ」ですが、見た目は非常に黒みがかった色で、紫紺という表現がピッタリ来るような濃い色をしていました。
南イタリアという暖かい地域で作られたからでしょうか。それとも、ブドウ品種の成せる技なのか…うーん、まだまだイタリアワインに関しては知識不足だ。

 

飲んだ感想は、確かに、カサーレと同じ衝撃!
非常に凝縮感があってジューシーな味わい。まるで肉汁溢れるハンバーグを食べているかのような、思わず唾液が溢れてくるような…そんな「肉厚」ともいえそうな感じが印象的でした。

 

さらに、それだけでなくキュッと引き締めてくれるような果実味や、穏やかなタンニンも心地よく、そして余韻は非常に長い。
飲んだ直後も、飲んだあともしばらく満足感に包まれる…そんなクオリティの高さを見せ付けられるような一品でした。
これが2000円弱で買えるのだから、非常にお得です!ああ…カサーレといい、トレ・イコーネといい、なんだかイタリアワインの虜になってしまいそうです(笑)