【ワイン】イクシール アルティチュード・ホワイト~感じるは遠国レバノンの大地と気候~

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カルロス・ゴーン氏が株主となっているレバノンのワイナリー、IXSIR(イクシール)。

その名の期限は不老不死の霊薬を意味する「エリクシール」という言葉。イクシールとは「永遠の若さと愛をもたらす」を意味します。

カルロス・ゴーンというネームバリューもさることながら、レバノン産のワインという「物珍しさ」にひかれてしまい購入したワイン――それが「アルティチュード ホワイト」です。

ALTITUDES WHITE(アルティテュード・ホワイト) | ワイン通販エノテカ・オンライン ENOTECA online for all wine lovers

 

花や柑橘系のフルーツを思わせる風味

使用しているブドウ品種は「ソーヴィニヨン・ブラン」と「セミヨン」を中心に、「ミュスカデ」や「ヴィオニエ」をブレンド。

飲んで最初に来るインパクトは確かに、ソーヴィニヨン・ブランのフローラルで華やかな印象。そのあとにミュスカデ特有のグレープフルーツやマスカットを思わせるようなキュッとした酸味がやってきて、全体を引き締めます。

レバノンにもこんなにおいしい白ワインがあるのだなぁと素直に感心しました。ボトルのラベルもシンプルでおしゃれ。アイコンとして描かれている植物(?)はレバノン杉でしょうか?

いずれにしろ、他のレバノン産ワインも飲んでみたくなるような、そんなキッカケを提供してくれるいいワインでした。赤もあるみたいなので、また機会があるときに飲んでみたいですね。

 

おまけ:レバノン杉について

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写真でイスラーム

 

ちょうど上でレバノン杉に関する話題が出たので、少しだけ補足説明を。

レバノン杉はその名の通り、レバノンや隣国のシリアの高地に生育する良質の杉で、古代エジプトやメソポタミアの時代から建材として広く利用されてきました。

フェニキア人の地中海進出にはこのレバノン杉で造られたガレー船が使われたともいわれていますし、旧約聖書の「列王記」や「詩編」に出てくるなど、古代から人々と深いかかわりのあった木であったとされています。

残念ながら、今では残存数がかなり少なく、保護対象となっているとか。人類と自然の関わりを振り返るうえでも、今後ともぜひ残していきたい樹木ですね。

そんなレバノン杉ですが、調べたところ、新宿御苑で実物を見られるそうです。関東近郊に住まれている方は、一度見にいかれてみてはいかがでしょうか?

 

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