教養がないと感じたときに知るべき1つのヒント

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自分には教養がない。どうやって教養を身につければよいか?

このような悩み、ありませんか?
実際、私も少し前までは同じような悩みを抱えていました(笑)。

この記事のテーマは「どうやって教養を身につければよいか」です。
その取っ掛かりとなる話をできればと思います。

この記事を読めばすべてが解決!というほど世の中甘くはありませんが、少なくとも考え方の1つのヒントにはなるかと思います。

教養とは何か。まず辞書を引く

教養の身につけ方を話す前に、まずは教養とはそもそも何なのかを考えてみましょう。

辞書で「教養」をひくと、以下のような説明が出てきます。

精神文化一般に対する理解と知識をもち,人間的諸能力が全体的、調和的に発達している状態。(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

なんだかわかるような、わからないような説明ですね。「精神文化一般」とか「人間的諸能力」とか「全体的、調和的に発達」とか、難しい言葉が並んでいます。

ちなみに、精神文化とは「学術・思想・宗教・哲学・道徳・芸術など、精神活動によって生み出される文化の総称 (デジタル大辞泉)」のことを指すそうです。

あらためて、教養とは何か

私は、自分なりにこの定義を以下のように解釈しています。

  • ひろく学問、芸術、宗教、思想などの知識を持ち、理解する
  • その知識や理解をお互いに関連づけて、自分の価値観やものの見方を養う

「全体的、調和的に発達」の部分を、1つ1つの知識をバラバラに持つのではなく、関連付けて自分の価値観を養うことと捉えています。

教養=知識量ではない

では、何でもかんでもとにかく学問、芸術、宗教、思想などに触れればOKなのでしょうか。

『東大教授が考えるあたらしい教養』は、そのように知識の量ばかりを重視するのは本質的でないと述べています。

特に、現代はインターネットでググればすぐに情報が手に入る現代です。

知識や情報の量自体は、あまり意味を持たないと言ってもいいでしょう。
(一方で、まったく知識がないというのも良くありませんが)

大事なのは、知識をどう吸収して、自分の価値観に反映させるかです。

大事なのは自分の頭で考えること

その時に大切なのが「自分の頭で考える」ことだ、と『東大教授が考えるあたらしい教養』は述べます。

つまり、まずはさまざまな事柄について、「なぜだろう」という疑問を持つこと習慣をつけるのが大事ということです。

例えば、なぜAさんと自分の考えや意見は違っているのか。
もしくは、なぜこの映画やゲームは人気なんだろうか。
なぜ、いつもパートナーと喧嘩してしまうのだろうか、でもいいかもしれません(笑)。

まずは自分の頭で考えることが大切です。
そのうえで、わからないことがあれば調べる、はやった方がいいでしょう。
ですが、調べただけで何も考えないのでは、教養を身につけるのは難しいです。

その知識を踏まえて、自分の頭で考え、自分の価値観をアップデートさせていく。 そのような地道な積み重ねが、教養を身につけていく上で重要なのではないでしょうか。

大事なのは自分の頭という畑を一生懸命耕すこと。
ただ肥料だけまいていても、カチカチの大地に作物は実らないのです。

最後の質問

まずは最初のステップとして、何をやりますか?
そしてなぜ、それをやろうと思いましたか?

このようなことを、1-2分まずは考えてみてください。

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