SPTS (SPDR ポートフォリオ米国短期国債ETF) の基準価格と分配金

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本記事は SPDR ポートフォリオ米国短期国債ETF (SPTS) の基準価格 (株価) と分配金 (配当) の情報をまとめたものです。

記事の前半では SPTS の投資対象やベンチマークなどといった基本情報を掲載しています。中盤では SPTS の基準価格 (株価) の推移を掲載し、記事の後半では分配金 (配当) やその増配率、分配金利回り (配当利回り) といった情報を掲載しています。

SPTSの基本情報

まずは SPTS の基本情報について見ていくことにしましょう。BLV のベンチマークや経費率といった基本情報は以下の通りです。

項目 内容
名称 SPDR ポートフォリオ米国短期国債ETF (SPTS)
運用会社 ステート・ストリート社
ベンチマーク Bloomberg 1-3 Year U.S. Treasury Index
経費率 0.03%
分配金(配当)の支払い頻度 毎月

運営会社の公式HPには、この ETF の概要について「残存期間が1年以上3年未満である米国国債への分散投資を行う低コストETF」とあります。また「より長期のデュレーションを持つ商品に比べ、金利変動への感応度を抑える可能性があります」とも述べられています。

短期債券とは?

SPTS が投資対象とするのは米ドル建ての短期国債です。短期とは債券が満期償還されるまでの残存期間が比較的短いことを指します。

SPTS の連動指数に含まれる債券の残存期間は平均して1.96年となっています (2024年5月1日現在)。ベンチマークの名称にもみられる通り、概ね平均して1年から3年の残存期間の国債が集まった ETF と理解しておけばよさそうです。

短期国債に投資する ETF

米国の短期国債に投資する ETF としては他にも以下のような ETF が挙げられます。

SPTSの基準価格(株価)の推移

つぎに、SPTS の基準価格 (株価) のリアルタイムの情報を掲載します。基準価格(株価)の情報はTradingViewが提供しているデータを用いています。

最新の基準価格 (株価) と分配金利回り (配当利回り)

まずは SPTS のオーバービューです。

 

基準価格 (株価) の時系列チャート

次に、SPTS の基準価格 (株価) の推移を掲載します。

基準価格(株価)はチャート形式になっており、期間を変更して短期・中期・長期の基準価格(株価)の推移を確認することができます。

 

SPTS の分配金(配当)、増配率、分配金利回り(配当利回り)の推移

SPTS の分配金 (配当) と増配率、ならびにその分配金利回り (配当利回り) の推移は以下の通りです。

分配金(配当)の情報は当該 ETF を提供している会社の公式データをもとに、筆者が作成しています。グラフにカーソルを重ねる、ないしはタップすることで詳細の数値を確認することができます。まずは月次のデータです。

月次の分配金 (配当) の履歴

まずは月次の分配金 (配当) の履歴を掲載します。

銘柄コード 分配金(配当)
     

年次の分配金 (配当)、増配率、分配金利回り (配当利回り) の推移

次に年次のデータを表示します。年次のデータは各年の最終日の終値を用いて分配金(配当)利回りを計算しています。

銘柄コード 分配金(配当) 増配率 終値 分配金(配当)利回り
           

年次の分配金 (配当)、増配率、分配金利回り (配当利回り) の時系列チャート

上記の表をグラフ化したものが以下のチャートになります。

YoC (Yield on Cost) の推移

各年末の終値に対して、最新年の分配金 (配当) の利回りがどの程度であるかを示す Yield on Cost (Yoc) のグラフを以下に示します。

グラフの横軸が左 (過去) に行けば行くほど縦軸 (Yoc) が高くなっていれば、より早い段階で本 ETF を購入することで長期的には高い利回りを享受できることを意味します。

SPTS のトータルリターンの推移

最後に SPTS のトータルリターンの推移を見てみることにしましょう。

グラフの横軸は最新年から何年分のトータルリターンを表すかを示します。経過年が3となっているものは過去3年分という意味です。縦軸はその経過年におけるトータルリターンです。値は年単位の平均値 (幾何平均値) を表します。

トータルリターンの計算は各年末の基準値 (株価) の終値を用いています。分配金 (配当) は再投資したものとして計算していますが、手数料や税金は考慮していません。

SPTS 以外の ETF 情報を把握したい方へ

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