夜遅くまで仕事をし、フラフラになった状態で帰宅。
帰りのコンビニで食材を買っていると、いつの間にか足は酒類コーナーに引き寄せられ、気が付いたら手にワインのビンを握っている……
今回紹介する「クルール・ド・シュッド シャルドネ」は、そんなふとした出会いで手にしたワインです。
クルール・ド・シュッド シャルドネ
南フランス産葡萄で造ったワイン。桃や洋ナシを思わせる白い果実の香りが印象的。
なるほど。裏ラベルのうたい文句は若々しいフルーティーなシャルドネ、つまり南仏の暖かさや強い日差しといったテロワールを彷彿とさせます。
私はどちらかというと、バターや蜂蜜の風味がする熟したシャルドネのほうが好みなのですが、徐々に気温が上がってくる春~夏にかけては、こういった南のワインがしっくりきますね。合わせる料理もカルパッチョやパエリアみたいなシーフードを使った、南方のエスニックなものが合いそう。
シャルドネは産地のテロワールをよく表現するといわれますので、産地のローカルフードと合わせると鉄板の組み合わせを作ることができますね。
飲むシチュエーションとしては、休日の晴れた日のお昼にテラスでワイワイ言いながら飲んだりすると楽しそう。日本で真昼間からお酒を飲んでいると「ちょっと……」と思われる節もありますが(笑)
飲んだ感想
ちょうどハーフボトルが安価で売られていたので、「試しに買ってみるか」という軽い気持ちで購入してみました。
率直な感想は、確かに「桃や洋ナシを思わせる」風味はするものの、個人的には少し「軽すぎる」印象を受けました。ボジョレー・ヌーヴォーや熟成が足りていないワインを飲んだ時のような軽さというか、水っぽさというか。たまたま料理と合わせずにワインだけで味わったからかもしれませんが、「もう少し深みがあってほしい」というのが正直な感想でした。
言い方を変えれば、カジュアルなレストランで出されるハウスワイン的な感じですね。深みはないですが、気軽には楽しめるものだと思います。飲みやすいことは飲みやすいので、ワインに慣れていない方や、軽めの料理なんかとは合うのかもしれませんね。
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