本記事は iシェアーズ コア米国総合債券ETF (AGG) の基準価格 (株価) と分配金 (配当) の情報をまとめたものです。
AGG の基本情報
まずは AGG の基本情報について見ていくことにしましょう。AGG のベンチマークや経費率といった基本情報は以下の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | iシェアーズ コア米国総合債券ETF (AGG) |
運用会社 | ブラックロック社 |
ベンチマーク | Bloomberg U.S. Aggregate Bond Index |
経費率 | 0.03% |
分配金(配当)の支払い頻度 | 毎月 |
運営会社の公式HPには、この ETF の概要について「米国投資適格債券市場全般を表す指数と同等水準の投資成果を目指しています」とあります。
では、投資適格債とはそもそも何でしょうか。野村證券のHPでは、投資適格債について以下のような説明がなされています。
相対的に信用力が高く、債務不履行(デフォルト)リスクの低い債券のことで、格付け会社ムーディーズではBaa格以上、同S&PではBBB格以上に格付けされている。それより低い格付けのものは「投機的格付債」または「ハイ・イールド債」と呼ぶ。
米国の総合債券に投資する ETF としては他にも以下のような ETF が挙げられます。
AGG の基準価格(株価)の推移
つぎに、AGG の基準価格 (株価) のリアルタイムの情報を掲載します。基準価格(株価)の情報はTradingViewが提供しているデータを用いています。
まずは AGG のオーバービューです。
次に、AGG の基準価格 (株価) の推移を掲載します。
AGG の分配金(配当)、増配率、分配金利回り(配当利回り)の推移
AGG の分配金 (配当) と増配率、ならびにその分配金利回り (配当利回り) の推移は以下の通りです。
分配金(配当)の情報は当該ETFを提供している会社の公式データをもとに、筆者が作成しています。グラフにカーソルを重ねる、ないしはタップすることで詳細の数値を確認することができます。まずは月次のデータです。
銘柄コード | 月 | 分配金(配当) |
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次に年次のデータを表示します。年次のデータは各年の最終日の終値を用いて分配金(配当)利回りを計算しています。
銘柄コード | 年 | 分配金(配当) | 増配率 | 終値 | 分配金(配当)利回り |
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YoC (Yield on Cost) の推移
各年末の終値に対して、最新年の分配金 (配当) の利回りがどの程度であるかを示す Yield on Cost (Yoc) のグラフを以下に示します。
グラフの横軸が左 (過去) に行けば行くほど縦軸 (Yoc) が高くなっていれば、より早い段階で本 ETF を購入することで長期的には高い利回りを享受できることを意味します。
AGG の分配金 (配当) は2013年以降は一定のレンジの中におさまっているようにもみえます。2022年、2023年は米国の政策金利の上昇に合わせて AGG の分配金 (配当) も増加しています。
AGG のトータルリターンの推移
最後に AGG のトータルリターンの推移を見てみることにしましょう。
グラフの横軸は最新年から何年分のトータルリターンを表すかを示します。経過年が3となっているものは過去3年分という意味です。縦軸はその経過年におけるトータルリターンです。値は年単位の平均値 (幾何平均値) を表します。
トータルリターンの計算は各年末の基準値 (株価) の終値を用いています。分配金 (配当) は再投資したものとして計算していますが、手数料や税金は考慮していません。
その他
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