本記事は SPDR ブルームバーグ短期ハイ・イールド債券ETF (SJNK) の基準価格 (株価) と分配金 (配当) の情報をまとめたものです。
SJNKの基本情報
まずは SJNK の基本情報について見ていくことにしましょう。SJNK のベンチマークや経費率といった基本情報は以下の通りです。
項目 | 内容 |
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名称 | SPDR ブルームバーグ短期ハイ・イールド債券ETF (SJNK) |
運用会社 | ステート・ストリート社 |
ベンチマーク | Bloomberg US High Yield 350mn Cash Pay 0-5 Yr 2% Capped Index |
経費率 | 0.40% |
分配金(配当)の支払い頻度 | 毎月 |
運営会社の公式HPには、この ETF の概要について「残存期間の短い米ドル建てのハイ・イールド社債への分散投資を行います」とあります。そのため「残存期間が長いハイ・イールド債と比べ、金利リスクが抑制されて」おり、かつ「個別のハイ・イールド債によるポートフォリオ構築と比較して、コスト効率の高い投資手段」と主張されています。
ハイイールド債に関して、SMBC日興証券のHPでは以下のような説明がなされています。
ハイイールド債とは、利回りが高く信用格付が低い債券のことで、ジャンク債などともいわれます。イールド(yield)とは、直訳すると、収益、利回りという意味になります。 具体的には、格付会社などで信用格付がBB(ダブルビー)以下の評価をされている債券で、信用度が低い分、格付の高い債券より金利が高く設定されています。
米ドル建てのハイイールド債に投資する ETF としては他にも以下のようなものが挙げられます。
SJNKの基準価格(株価)の推移
基準価格(株価)の情報はTradingViewが提供しているデータを用いています。
SJNK の分配金(配当)、増配率、分配金利回り(配当利回り)の推移
SJNK の分配金 (配当) と増配率、ならびにその分配金利回り (配当利回り) の推移は以下の通りです。
分配金(配当)の情報は当該ETFを提供している会社の公式データをもとに、筆者が作成しています。グラフにカーソルを重ねる、ないしはタップすることで詳細の数値を確認することができます。まずは月次のデータです。
銘柄コード | 月 | 分配金(配当) |
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次に年次のデータを表示します。年次のデータは各年の最終日の終値を用いて分配金(配当)利回りを計算しています。
銘柄コード | 年 | 分配金(配当) | 増配率 | 終値 | 分配金(配当)利回り |
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SJNK は短期のハイ・イールド債に投資する ETF であるため、その利回りは短期の米国債の利回りに影響を受けます。2021年に分配金 (配当) は大きく減りましたが、2022年、2023年と分配金 (配当) の額が大きくなっているのはそのためです。
その他
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