BNDの基準価格(株価)や分配金(配当)の最新情報まとめ (2024/04/01時点)

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はじめにBNDとは?

BND (Vanguard Total Bond ETF)とは、バンガード社が提供している「上場投資信託 (ETF)」のひとつです。米国における残存期間1年超の投資適格、課税対象の債券市場全体を対象としています。

日本語では「バンガード・米国トータル債券市場ETF」などと訳されます。SBI証券や楽天証券など、日本の主だったネット証券会社でも取り扱われているETFです。

本記事では2024年04月01日時点のデータをもとに、このETFの基本情報や最新の状況について解説していきます。

BNDの基本情報

BND (Vanguard Total Bond ETF)とは、バンガード社が提供している「上場投資信託 (ETF)」のひとつです。米国における残存期間1年超の投資適格、課税対象の債券市場全体を対象としています。

BNDはBloomberg US Agg Float Adjusted Indexに連動するパフォーマンスを目指しています。

まずはBNDの基本情報を軽く見てみることにしましょう。ソースはブルームバーグのものを参照しています。なお、分配金利回り(配当利回り)のみ参照日時点ではSeeking Alphaのものを参照しています。

項目 内容
名称 バンガード・米国トータル債券市場ETF (Vanguard Total Bond ETF)
運用会社 バンガード社
市場 NASDAQ GM
ベンチマーク Bloomberg US Agg Float Adjusted Index
資産総額 1067.38億米ドル (2024/03/28)
直近分配金利回り 3.23% (2024/03/28)
設定日 2007/04/10
乖離率 0.06%
経費率 0.03%

BNDの基準価格(株価)の推移

BNDの年初来、過去5年間、設定来の基準価格(株価)の推移を見てみましょう。

なお、ソースはGoogleが提供している株価情報となっています。

BNDの年初来の基準価格(株価)の推移

年初来で基準価格(株価)は-0.83%となっています。

BNDの年初来の基準価格(株価)の推移

BNDの年初来の基準価格(株価)の推移

BNDの過去5年間の基準価格(株価)の推移

過去5年間で基準価格(株価)は-10.03%となっています。

BNDの過去5年間の基準価格(株価)の推移

BNDの過去5年間の基準価格(株価)の推移
債券価格は利回りと連動し、利回りが高くなるほど債券価格は低下します。2022年から米国では債券の利回りが上がっているため、BNDの基準価格(株価)も低くなっていると言えます。

BNDの分配金(配当)情報

BNDの分配金(配当)

BNDの2024年4月の分配金(配当)は前年同月比で18.32%増0.2163米ドルでした。これは前月比でも6.92%増となっています。

分配金(配当)額
2024-04 $0.2163
2024-03 $0.2023
2024-02 $0.2119

以下のデータはYahoo Financeから取得したものです。

BNDの分配金(配当)の推移

BNDの分配金(配当)の推移

BNDの分配金利回り(配当利回り)

次に、BNDの分配金利回り(配当利回り)の情報についてまとめていきます。BNDの分配金利回り(配当利回り)は3.23% (2024/03/28時点。Seeking Alpha) となっています。

以下のグラフは各月の1日の終値を基準に、BNDの月単位の分配金利回り(配当利回り)を可視化したものです。最大で過去5年間分を取っています。

BNDの分配金利回り(配当利回り)の推移

BNDの分配金利回り(配当利回り)の推移

過去の基準価格で現在の分配金(配当)額を割ったYOC (Yield On Cost)について、10年前にBNDを購入していればYOCは2.89%となっています。

BNDの分配金(配当)の増配率

BNDは債券ETFであるため、株のETFと同様に増配をしていくわけではありません。あくまでその時々に組み込まれている債券の利回りが分配金(配当)に影響します。

以下がBNDの分配金(配当)の増配率を表したグラフです。

BNDの分配金(配当)の増配率

BNDの分配金(配当)の増配率

一方、次のグラフはBNDの2023年の分配金(配当)の額に対して、過去の各年の分配金(配当)の額からの年平均成長率(CAGR)を求めたものです。

たとえば、2008年のところが3.0%となっていれば、2008年からは年平均で3.0%増配しているということを表します。

各年から見たBNDの2023年までの分配金(配当)の年平均成長率 (CAGR)

各年から見たBNDの2023年までの分配金(配当)の年平均成長率 (CAGR)

直近では2021年を底に分配金(配当)額も増加しているため、短期の年平均成長率(CAGR)は高くなっています。

その他

以下ページで本ブログで取り上げているETFの情報をまとめています。ぜひ他のETFについてもご参照ください。

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