Looker Studio で Google Analytics (GA4) のグラフを可視化する

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Looker Studio と Google Analytics (GA4) を連携する方法 - YuRAN-HIKOで Looker Studio と Google Analytics (GA4) のデータ連携方法について紹介しました。

今回は連携したデータを使って、簡単なグラフを書いてみるところまでを解説します。今回は前回連携した Google Analytics (GA4) のデータを用いて、アクティブユーザー数の推移を可視化するところまでを行います。

Looker Studio レポートにグラフを追加

まず最初に白紙の Looker Studio のページを立ち上げ、画面右上の「編集ボタン」を押して編集モードへと切り替えます。

するとページ上部に現れるメニューから「挿入」を選ぶか、その下にある「グラフを追加」を選択すると可視化できるグラフのパターンが表示されます。今回はその中から「時系列グラフ」を選択し、ページの好きなところに貼り付けます。

これで、ページにグラフを追加することができました。ここからは、追加したグラフを編集して表示したいデータの可視化を行っていきます。

Looker Studio で GA4 のデータを可視化

新規のグラフをレポートに追加した後は、そのグラフに表示する内容の編集を行っていきます。編集するのは主に①グラフに表示する元データ (データソース)②表示の仕方の設定 (ディメンジョン、指標)③スタイルの設定の3つです。

グラフを選択すると、画面右側に当該グラフのカスタマイズ画面が表示されます。それをいじっていきます。

グラフのデータソースを設定

まず、グラフに表示される元となるデータを設定します。編集画面上にある「データソース」を選択し、連携した Google Analytics (GA4) のデータを設定します。ここに GA4 のデータが出てこない方は、Looker Studio と Google Analytics (GA4) を連携する方法 - YuRAN-HIKOに戻ってデータ連携を行ってください。

ディメンジョンの設定

次に、グラフのディメンジョンの設定を行います。ディメンジョンとは線グラフでグラフの横軸に当たる情報や、棒グラフの内訳に当たる情報のことを指します。

今回はアクティブユーザー数を可視化するため、このディメンジョンに「日付」というフィールドを設定します。すると、横軸が日付になった線グラフが出来上がります。

指標の設定

指標は、線グラフや棒グラフにおける縦軸の情報を指します。こちらも先ほどのディメンジョンと同様に設定をしていきます。

ディメンジョンの少し下にある「指標」の項目を選択し、その中から「アクティブユーザー数」を選択します。GA4 にはデフォルトで他にも1日のアクティブユーザー、28日間のアクティブユーザー数、7日間のアクティブユーザーというパラメータが存在しますが、ここでは「アクティブユーザー数」を選択してください。

これで、GA4 のアクティブユーザー数のグラフを可視化することができました。基本的な設定は以上で完了です。ここからさらに細かい調整をするためにスタイルの設定を行っていくことになりますが、基本的なグラフの作成方法は以上で終わりです。一度、本記事はここで区切らせていただきます。

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