TLTの基準価格(株価)と分配金(配当)情報のまとめ

スポンサーリンク

本記事は iシェアーズ 米国国債 20年超 ETF (TLT) の基準価格 (株価) と分配金 (配当) の情報をまとめたものです。

TLTの基本情報

まずは TLT の基本情報について見ていくことにしましょう。TLT のベンチマークや経費率といった基本情報は以下の通りです。

項目 内容
名称 iシェアーズ 米国国債 20年超 ETF (TLT)
運用会社 ブラックロック社
ベンチマーク ICE U.S. Treasury 20+ Years Bond Index
経費率 0.15%
分配金(配当)の支払い頻度 毎月

運営会社の公式HPには、この ETF の概要について「残存期間20年超の米国財務省証券で構成される指数と同等水準の投資成果を目指しています」とあります。

ここでいう残存期間とは、債券が満期終了するまでの残り期間です。この残存期間に関わる概念に債券の「デュレーション」があります。SMBC日興証券のHPでは、デュレーションについて以下のような説明がなされています。

デュレーション(Duration)には2つの意味があります。1つは、債券投資における元本の平均回収期間を示すものです(単位は「年」)。将来受け取ることのできる利息や償還金(キャッシュフロー)の現在価値の合計を計算し、それぞれのキャッシュフローを受け取るまでの期間に、キャッシュフローの現在価値合計に占める割合を掛けて合計し、計算します。一般的に、クーポンが同じであれば、残存期間の長い債券ほどデュレーションは長くなります。同じ残存期間であれば、クーポンが低い債券ほどデュレーションが長くなります。
もう1つは、金利変動による債券価格の感応度を示す指標としての意味です。一般的に、金利変動に対する債券価格の変動率が大きくなるほど、デュレーションは大きくなります。

デュレーション│初めてでもわかりやすい用語集│SMBC日興証券

米国の超長期国債に投資する ETF としては他にも以下のような ETF が挙げられます。また、合わせて米国の超長期国債に投資する ETF を比較した記事も掲載しておきます。

 

TLTの基準価格(株価)の推移

つぎに、TLT の基準価格 (株価) のリアルタイムの情報を掲載します。基準価格(株価)の情報はTradingViewが提供しているデータを用いています。基準価格(株価)はチャート形式になっており、期間を変更して短期・中期・長期の基準価格(株価)の推移を確認することができます。

 

 

 

TLT の分配金(配当)、増配率、分配金利回り(配当利回り)の推移

TLT の分配金 (配当) と増配率、ならびにその分配金利回り (配当利回り) の推移は以下の通りです。

分配金(配当)の情報は当該 ETF を提供している会社の公式データをもとに、筆者が作成しています。グラフにカーソルを重ねる、ないしはタップすることで詳細の数値を確認することができます。まずは月次のデータです。

銘柄コード 分配金(配当)
     

次に年次のデータを表示します。年次のデータは各年の最終日の終値を用いて分配金(配当)利回りを計算しています。

銘柄コード 分配金(配当) 増配率 終値 分配金(配当)利回り
           

TLT は長期的なトレンドとしては年々、徐々に分配金 (配当) が下がってきているようです。分配金 (配当) の利回りはおおよそ低い時で2%前後、高くて4.5%程度にはなるようです。

その他

以下ページで本ブログで取り上げているETFの情報をまとめています。ぜひ他のETFについてもご参照ください。

はてなブログのランキングに参加しています。本記事をいいなと思っていただけたら、ぜひお気軽にバナーをクリックしていただけるとありがたいです。

おすすめ書籍