本記事は グローバルX 米国優先証券ETF (PFFD) の基準価格 (株価) と分配金 (配当) の情報をまとめたものです。
PFFDの基本情報
まずは PFFD の基本情報について見ていくことにしましょう。PFFD のベンチマークや経費率といった基本情報は以下の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | グローバルX 米国優先証券ETF (PFFD) |
運用会社 | グローバルX社 |
ベンチマーク | ICE BofA Diversified Core U.S. Preferred Securities Index |
経費率 | 0.23% |
分配金(配当)の支払い頻度 | 毎月 |
運営会社の公式HPには、この ETF の概要について「幅広い米国優先株のバスケットに投資し、この資産クラスのベンチマークへの投資機会を提供します」とあります。つまり、この ETF 1本で米国の様々な優先株にまとめて投資をできるということになります。
では、優先株とはそもそも何でしょうか。SMBC日興証券のHPでは、優先株について以下のような説明がなされています。
優先株とは、種類株式の一種で、他の株式に比べて優先的地位を持っている株式のことをいいます。多くの場合、配当(剰余金)や会社清算時の残余財産を普通株より優先して受ける権利を有する一方、議決権に一定の制限が付された株式のことをいいます。逆に、普通株よりも劣る地位の株式を劣後株といいます。一般的に、優先株が上場されるケースは少なく、事業会社に対する支配規制のある金融機関などが引き受けるのが通常です。
米国の優先株に投資する ETF としては他にも以下のような ETF が挙げられます。
PFFDの基準価格(株価)の推移
つぎに、PFFD の基準価格 (株価) のリアルタイムの情報を掲載します。基準価格(株価)の情報はTradingViewが提供しているデータを用いています。
優先株は発行体の多くが金融業に含まれており、その関係もあって PFFD は金利の上昇局面や金融危機の際には基準価格 (株価) が大きく下落する傾向にあります。
PFFDの分配金(配当)、増配率、分配金利回り(配当利回り)の推移
PFFDの分配金 (配当) と増配率、ならびにその分配金利回り (配当利回り) の推移は以下の通りです。
分配金(配当)の情報は当該ETFを提供している会社の公式データをもとに、筆者が作成しています。グラフにカーソルを重ねる、ないしはタップすることで詳細の数値を確認することができます。まずは月次のデータです。
銘柄コード | 月 | 分配金(配当) |
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次に年次のデータを表示します。年次のデータは各年の最終日の終値を用いて分配金(配当)利回りを計算しています。
銘柄コード | 年 | 分配金(配当) | 増配率 | 終値 | 分配金(配当)利回り |
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PFFDは年々、徐々に分配金 (配当) が下がってきています。2022年、2023年は金利の上昇によって基準価格 (株価) が低下し、その影響で分配金 (配当) の利回りは増加しています。
その他
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