遊覧飛行ーゲーム分析・データサイエンス・歴史・ワインー

ゲーム業界のデータアナリスト兼インディー歴史家のブログ。ゲームに関する分析の話題や歴史のトピック、さらには趣味のワインについてまで書いているブログです。

ARPPUとは?分析現場のプロが1分で解説

f:id:ngyope:20210520045401p:plain

ARPPUは「ARPPU = 売上 / 課金ユーザー数」で求められる値で、課金ユーザー1人あたりの平均課金額のことを指す。

ゲームに限らずデータ分析で頻繁に用いられるARPPUという指標。ゲーム業界で長年データ分析に関わってきた専門家が分かりやすく簡潔に解説をする。

ARPPUの意味と求め方 

ARPPUとは「課金ユーザー1人あたりの平均課金額」のことで、英語の Average Revenue Per Paid User の略称だ。その値は、以下の計算式で求めることができる。

ARPPU = 売上 / 課金ユーザー数

例えば日次のARPPU (ARPPDAU) を出したい場合はある日の売上をその日の課金ユーザー数 (PUU) で割ることで求めることができる。週次や月次に関しても同様の計算で求められる。

ARPPUは分母を課金ユーザーに絞っているため、お金を払ってくれている人が平均でどれだけの額を支払ってくれているかを見るための指標となる。例えばより高額の商品を買う人が増えたり、ゲームで言うとガチャをより多く回す人が増えるとARPPUは上がることになる。

そのため、ARPPUはロイヤリティの高いユーザーが「いくらならば支払うか」の指標になる。これは逆から考えるとそのサービスにお金を払っている人々が満足にそのサービスを使うのにどれだけのお金が必要かを示す必要でもある。

例えば、ゲームでガチャの確率が低いとARPPUは自然と高くなる傾向にある。ただし、ARPPUが高ければ必ずしもいいという訳ではない。なぜならばそれは「必要以上に」一部のユーザーに重度の課金を強いている可能性もあるからだ。

そのためにも、ARPPUは姉妹的な関係にあるARPUとセットで見るべきだろう。ARPPUとARPUの違いについては、以下の記事を参考にされたい。

あわせて読みたい

yuranhiko.hatenablog.com